なんだか切ない詩を書こうとして撃沈しました。
今、自分が空っぽだから、心をこめた詩が書けないのかもしれません。

【シニカル cynical】
冷笑的、疑り深い、ひねくれた

【アッシュ ash】
英語で、灰、詩語では土・塵、または遺骸(遺灰)、また人間の肉体のこと。(wikipediaより抜粋)

シニカルは前から知っていたけど、ashは辞書で調べた。
でも詩語なんて知らなかったです。
ことばっておもしろい。
『さびしい』
あなたは呟きます。
聞いてもらう為の ひとりごと
確かに僕に届いたけれど

『傍にいてほしい』
僕らは呟きます。
お互いを離さない為の ふたりごと
けれど空気を透かして、
お互いのその向こうを見るから
まるで意味がない

ああ、このまま僕らの孤独、
空に溶けてしまえばいいのに
お互いが自分勝手に孤独を埋めようとするから
結局、ふたりとも報われない
ふたり、一緒にいるのに
酷く、寂しい


青色の傘をさして 濡れた坂道を下る
きみの後ろ姿が
酷く、切なくて

追いかけられなかったのは、空が
あまりに灰色でもやもやしてたからで
――ひとり、言い訳


壊れたオルゴールよりも
どこか必死で
狂った秒針と同じくらいに
前に進めない

僕ら ふたりだけ
檻に閉じ込められたかのようで

何度も何度も くりかえしくりかえし
お互いを想うのに、
結局僕らが 救われることはない

抗って、もがいて、拒絶して
でもそれでもそれは、お互いを想うからで。
それを解っているから、
結局放れられなくて

想い合う気持ちは、おそろいなのに。





cynical ash.
(理由が解らなくなっても、意味を失くしても、ひとつ変わらないのは)
(酷く悲しくて優しい旋律。雨音だけがなんだか、強く優しい)
2008.05.13
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