もっと、大人になれたら、君に甘えなくてもよかったのかな。
もっと、私が強かったら、君を傷つけなくても済んだかな。

もしも、君と出会わなかったら、きっとこんな風に笑えなかった。
もしも、私がもっと素直だったら、きっと君はもっと好きになってくれた。

ずっと、こんな幸せが続くんだと、そう思っていたかったのに。
ずっと、私は愛しい君の隣で、笑っていたかったのに。

だけど、何も変わらないなんてことはない。
何時しか時は流れて、ふたりは変わってしまった。
それは、ただ誰のせいでもなくて、そういう流れだっただけで。

何一つ変わらなかったものは、ほんの一握りしかなかった。
だけど、私たちはきっと思い出す。
たとえ、違う場所にいても、時が流れて幾度となくふたりを変えても、
それでも、私たちは必ず思い出す。
ひとり突っ走って、不器用に傷つけて愛した、あの夏の日。

忘れない。絶対に忘れない。
たとえ、もうその約束が守られることがなくても、
ふたり手を繋いで、約束した、あの海の青を。

約束は、たとえ守られなかったとしても、嘘に変わることはない。
消えないよ、私たちの不器用に愛した、夏の思い出は
2008.07.20 | | Comment:0 | TrackBack:0
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